2011 保育セミナー
☆ 2011年10月25日、本願寺鹿児島別院研修室にて、教区保育セミナーを開催。
今回のセミナーのテーマは「発達障がい等の症状と指導上のポイント、保護者への支援について」
ご講師は、鹿児島大学非常勤講師、子ども支援センター「みらい」園長 米衛 政光 氏。
 富永眞秀 保育連盟会長(挨拶)  笠置信行 保育連盟理事長(挨拶)  米衛 政光先生(講話)
 
☆ 午前中は、「発達障がいの基本的症状と指導のポイント、保護者への支援について」というテーマで、具体的な内容を丁寧にお話くださいました。また、午後からは、事前に参加者から寄せられた相談・質問について、一つ一つ分かりやすくお話頂きました。
その後、3つのグループに分かれて、講話を聞いて学んだことや、各園で抱えている問題について意見を交わしました。
分散会の後は、各グループで話し合われたことについての発表が行われ、それを受けて先生からまとめのお話を頂き、有意義なセミナーとなりました。

☆  保護者がなかなか理解を示してくれないため「なんで? なんで?」という気持ちが強く、保護者が理解してくれたら上手く行くのに…など、求めてばかりいました。
 先生のお話を聞いて、もう一度保護者の立場に立つことをしっかり行わないといけないと思いました。
 グループの話し合いの中で聞いた「親は変わる」という言葉は、心に残りました。変わってほしいと願って働きかけることは大切だが、「自分の所で」と思う必要はない。「長い目で見て!」と話してくださり、「親を変えなければ」と焦る必要はないのだと楽になりました。今できる範囲で、できる事を行っていきたいと思います。
☆ 日々の保育を見直しながら、米衛先生の講話で何度も反省するところがありました。
子ども達との接し方、声掛けなど、思うところはたくさんあり、「本当にいい研修を受けさせていただいたなぁ」と思いました。まだまだお聞きしたいことなどたくさんあり、時間の短さを感じました。
保護者の思いも、私たちが想像している以上に大変なものであり、その思いを受け止めてあげられるような保育者になりたいと思いました。
また、分散会では事例を通して各園の様子も教えて頂き、自分自身勉強になったし、その思いを園に帰って伝えていきたいと思います。
☆ 米衛先生の講義を聞くのは初めてでした。とてもやさしい言葉で分かりやすく説明してくださったので「あ〜そうなんだ」とお話の内容が心に入ってきました。
今日のお話を聞いて、「あせっている自分」「結果をすぐに求めている自分」に気づきました。
「この時期ではなく、次の段階でもいい」と思うと、もっとゆっくりとした気持ちで関わっていくことが出来そうです。「常に心に寄り添って」と思っていますが、そうでなかったことに気付かされました。
また、分散会では他の園の先生方の意見や話を聞くことができて参考になりました。
☆ 発達障がいについて、改めて学ぶことが出来たので良かったです。
講義の内容がとても分かりやすく、他の園の先生方とも話をすることができたので、悩みを共有したり、解決したりすることができました。
保育園に自閉症の疑いのある子がいるので、まず園全体で協力し合い、保護者の方とも良い関係を築いていきたいと思います。
☆ どの園でも、気になる子の多いことにびっくりしました。
子ども達への接し方、保護者支援の難しさ、大切さも勉強になりました。
明日への保育につなげていきたいです。